コーポレートサイトってなんでしょう

「コーポレートサイト」はランディングページやECサイトなどよりは内容が想像できる気がしますね。文字通り企業に関する様々な情報を伝えるための公式な企業サイトです。
会社概要やIR情報、プレスリリース、事業紹介、企業理念など、会社の大切な情報がたくさん詰まっていて、まさに会社の顔となるWEBサイトいえますね。

実際、何か商品やサービスを検討する時にその会社のコーポレートサイトを確認したことはありませんか?そして、「WEBサイトが古くてまったく動いていない…営業してるのかな」「公式のWEBサイトがなくて詳細な情報がわからないな…この商品はやめておこうかな」なんて思ったことはありませんか?
何か行動を起こす時にはまずインターネットで下調べをすることが当たり前になった今、コーポレートサイトは会社の名刺であり、身元証明にもなっていると言っても過言ではないかもしれません。

どんなコンテンツが必要なのでしょう

まず必須のコンテンツが「会社概要」です。
企業の法人名あるいは正式名称、代表者名、法人設立年月日、主たる事業内容、資本金、本社所在地、連絡先、許可・登録・免許等(必須事業の場合)など、企業の根幹である情報を明らかにします。更に従業員数、所属加盟団体、受賞歴、主要取引先、取引銀行などを記載することで企業としての信頼性も示すことができますね。

「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」も信頼性を高めるために重要なコンテンツです。
また、上場企業の場合は投資家に向けた「IR情報」も必須です。業績や財務情報などを記載しますが、その性質上数字のミスや一般公開前の更新などの過失が非常に重い影響を及ぼします。管理には注意が必要ですね。

また、歴史の長い会社であれば自社の歩みを見ていただくための「沿革」、複数の拠点があれば「事業所案内」なども必要になってきます。
事業に対する企業の想いを伝える「経営理念」や「代表者挨拶」なども、閲覧者により深く自社を知ってもらうために有効なコンテンツですね。「CSR(Corporate Social Responsibility)」に取り組んでいる企業であれば、それを紹介することもイメージアップにつながります。
休業日のお知らせやプレスリリース、メディア掲載など、企業の最新の動向は「最新ニュース」「お知らせ」などとしてトップページの目立つところで閲覧者に見てもらうようにしましょう。
企業としてSNSを運用している場合はわかりやすいところにリンクを貼っておくのも大切ですね。

「サービス・商品の説明」これがなければWEBサイトを作る意味がありませんよね。
WEBサイトの閲覧者を顧客へとコンバージョンすべく、見やすく、わかりやすいWEBページを作ることが大切です。サービスの特徴や強み、また料金なども明確にすることが利用者の安心感につながりますね。また、自社のサービスや商品を紹介するためのサービスサイトやランディングページ、販売のためのECサイトがある場合はその入り口も設置します。
業種にもよりますが、「事例紹介」「実績紹介」「お客様の声」などもあれば、実際にサービス・商品の利用を考えている閲覧者には一歩踏み込んだイメージを持ってもらうことができますね。特に高価格な商品やサービスを扱っている場合、判断材料としての情報は多ければ多いほど信頼性が高まるはずです。

「お問い合わせフォーム」は絶対必要ですね。顧客の対応、これから顧客になってくれるかもしれない閲覧者の対応、メディア取材など、様々な方面からの声を営業時間外でも受け付けることができる重要な会社の窓口となります。
お問い合わせが多い項目についてはお問い合わせフォームに合わせて「よくあるご質問」としてQ&Aを用意しておくと顧客の利便性を高めることができ、また何度も似通った内容のお問合せに対応する手間も省くことができますね。

求職者も見ています

現在求職活動を行っている人は皆、必ずといっていいほど応募を検討している会社のコーポレートサイトをチェックしているのではないでしょうか。そういった閲覧者に向けて自社の基本的な応募要項などを記載した「採用情報」のページを用意しておくのも大切ですね。
採用活動には外部のリクルートサイトを使うことも多いかと思いますが、自社の事業内容や社風などをコーポレートサイトで理解した上での応募であればミスマッチを減らすこともできるでしょう。
採用活動にもっと力を入れていこうというタイミングが来た時は、先輩方のインタビューや職場風景など
内容を充実させた採用サイトとして、独立したWEBサイトを立ち上げてもいいかもしれませんね。